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せきが出ている男性

春や秋に鼻がムズムズとしたり、なんとなく目がかゆかったり、何かの刺激によってくしゃみが起こる回数が増えたりしているといった場合、アレルギー症状を引き起こしていることがあります。花粉症と風邪は同じような時期に発症することが多いので、風邪との区別がつきにくいのですが、風邪と根本的に違う部分として、くしゃみの回数や鼻水の出方があげられます。風邪の場合、くしゃみはほとんどでないか、出ても1日に数回程度のことが多いです。一方花粉の場合は、発作が起きているような感じに続くことが多く、1回くしゃみが出てしまうとなかなか治まってきません。

鼻水に関しても花粉の場合は水のような色をしていて、状態もさらさらとしています。何をしなくても鼻から垂れてしまうことも多くティッシュやタオルで押さえていないと次から次へと出てしまうのです。風邪の場合は、そこまでさらさらとしていないので、鼻から垂れることも少なく、垂れたとしても鼻の入り口程度で治まります。ドロドロとした粘液の状態になることもあり、色も黄色みがかったことが多いです。

花粉症か風邪かの見極めが難しい場合、花粉症の検査を行ってみるとよいでしょう。花粉症の検査には、鼻粘膜誘発テストや、皮膚反応検査であるブリックテストやパッチテスト、そして血液検査である血中 IgE検査などがあります。鼻粘膜誘発テストは、鼻腔内にアレルゲンと予測されるエキスがしみこんだ紙のようなものを入れて反応を見る検査です。もしアレルゲンであれば、その紙を貼った部分を中心に鼻水が出てやがて鼻腔内が腫れ、エキスがしみこんだ紙は排出されます。鼻腔内を見てもその部分が赤くなっているのを確認することができるので、アレルゲンと特定することができるのです。

皮膚反応検査には、ブリックテストとパッチテストがありますが、ブリックテストは健康な皮膚の部分に傷をつけアレルゲンをしみこませます。ブリック針と呼ばれるものを使用しますが、全く痛みはなくただ肌を少し傷つけるだけです。その後15分ほどで結果が出てくるのですが、アレルギー反応を起こすものを皮膚につけた場合、赤く丸くなるので陽性と診断されます。一方のパッチテストはテープのようなものにアレルゲンがしみこんでおり、それを腕などに貼って反応を見ます。48時間様子を見るようになっており、再び受診しなくてはなりません。ですが、家からも気になる物質を持っていくことができます。

血中 IgE検査は血液中の IgEの値を見る方法で、総 IgEの値を知る検査と、アレルゲンとなるものを特定する特異的 IgE検査があります。特異的 IgE検査の場合、調べるアレルゲンの数によっては保険適用となることあり、通常特異的 IgEの検査では検査キットのようになっているので、血中 IgE検査の検査キットの項目を調べるようになります。これによりどのアレルゲンに反応してしまうのか、そのアレルゲンはどのくらい体に影響を与えてしまうのかということがわかり、具体的にグラフになって結果が出てくるので理解を深めることができます。30分ほどで結果が出ることもあれば、1週間後にもう一度病院を受診し、結果を聞きに行かなくてはならないこともあり、病院によって違います。再診するのが大変であれば、最初に確認をしておくようにします。

これらの検査は病院で行われますが、血液検査においては通販から検査パックやキットを取り寄せて家庭でも簡易的に行うことができます。費用は病院で行うのとさほど変わりはありません。病院に行く手間や受診に関する費用が気になる場合、手軽にアレルギーを知りたい場合はこういった方法を取り入れてみるとよいでしょう。

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2020年07月03日